歯周病治療

歯周病治療

お口の身近な病気「歯周病」

歯周病は、歯を支える骨が溶けてなくなっていく病気です。歯周病の主たる原因は細菌ですが、抵抗力が低い方は歯周病が進行しやすいですし、咬み合わせの不調和がある方も歯周病が進行しやすいです。歯周病の主たる原因である、細菌のかたまりが、歯垢(プラーク、プラック)です。したがって、歯垢除去が歯周病治療の基本ですが、抵抗力のアップをはかることを重視すべきであると、私たちは考えています。歯周病原菌に負けないよう、宿主の抵抗力の向上をはかるのです。

脇田歯科がおすすめする「歯周病予防法」


歯ぐきを鍛える「つまようじ法ブラッシング」

歯周病菌に負けない歯ぐきを目指しましょう!

歯周病対策(歯周病予防・歯周病治療)のブラッシング方法は色々ありますが、脇田歯科では、つまようじ法ブラッシングをお勧めしています。つまようじ法ブラッシング用の歯ブラシ1種類だけで「歯ぐきを鍛える」ことにより、歯周病原菌に負けない歯ぐき(歯周組織)にすることが可能です。少しぐらい歯周病原菌がついていても歯周病にならないことを目指します。




●歯周病対策 V7歯ブラシのご紹介


つまようじ法ブラッシングで使用する「V7歯ブラシ」です。
つまようじ法ブラッシングは、歯周病に対する宿主強化療法という位置づけです。
原因除去だけでなく、歯肉強化を行うことができます。









歯ぐきを鍛える

歯周病治療にあたり、宿主強化を最重要視しています。「歯ぐきを鍛える」ことにより歯周病原菌に負けない歯ぐき(歯周組織)にすることを目指します。少しぐらい歯周病原菌がついていても歯周病にならないことを目指します。



切らずに治す(歯周外科をしない)

「歯周外科を受けても歯の寿命は伸びなかった」という研究もあります。切らずに歯周病治療をすることを優先します。歯周外科をすることは稀です。例外として、歯肉に隠れてしまう部分にまで及んだ虫歯の治療の際には歯肉を切らざるをえませんが、切らずに歯周病を安定させ進行を予防するお手伝いをさせていただくことが、得意分野です。



歯周病原菌と歯肉出血

歯周病原菌のほとんどが、風通しの悪い環境を好む菌(偏性嫌気性菌)で、成長因子として血液成分を必要としています。出血がなくなりますと、歯周病原菌の栄養素を断つことができます。⇒歯周ポケット内の細菌叢に変化が出てきます。⇒毒性の強い細菌は減少し、上皮や繊維芽細胞が活発になり、辺縁性歯周炎の炎症症状がなくなります。



歯周病の全身疾患に対する影響


東京医科歯科大学歯科同窓会発行の「歯周病と全身疾患」をもとに、記述致します。

糖尿病

糖尿病が悪化しますと、免疫力が低下し歯周病が悪化します。一方、歯周病が悪化しますと、歯周病菌の出す毒素(リボポリサッカライド:LPS)により、TNFαなどの炎症性サイトカインが持続的に産生されます。これらの物質は、インスリン抵抗性を示し、インスリンの作用を阻害するため、グルコースの細胞内への取り込みを抑制し、高血糖をきたします。つまり、糖尿病に罹患しやすく、病状の進行も速いと考えられます。インスリン抵抗性とは、インスリンがあるのにインスリンの働きを悪くしてしまっている状態のことです。歯周病と糖尿病は、相互に影響があることがわかってきています。


誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎を起こした人から、口の中の細菌が多くみつかっているため、歯周病菌を含む口の中の細菌が誤嚥性肺炎の原因の一つと考えられています。


心臓病(狭心症・心筋梗塞)

歯周病菌が血液中に流れ込み心臓内膜に付着すると心内膜炎を引き起こす可能性があります。さらに、歯周病菌が血管に付着すると、動脈硬化を引き起こし、狭心症や心筋梗塞などの心臓病のリスクを高めることがわかってきました。


認知症

CT検査をもとにした調査で、残っている歯が少ない人ほど脳の委縮(アルツハイマー型認知症)が進行していたという報告があります。一方、歯周病菌が動脈硬化を促進するため、歯周病予防により脳血管性の痴ほう症のリスクを減らせる可能性があります。


低体重児出産・早産

妊婦さんが歯周病の場合、低体重児出産や早産のリスクが高まることが知られています。歯周病菌が胎盤や子宮に感染し、歯周病の炎症により出てくるプロスタグランジン(子宮の収縮に関わる生理活性物質)などの物質が子宮や子宮頸管に影響するためと考えられます。


骨粗しょう症

骨粗しょう症の方が歯周病になると、歯槽骨が急速に溶けて痩せてしまいます。一方、歯周病で歯を失うと、噛む力が減少し、食事から得られるカルシウムが不足する結果、骨を弱くしてしまい(骨粗しょう症)、歯周病を悪化させるリスクが高まってしまいます。


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