歯列矯正中の歯周病対策不足に注意

診療日記

歯列矯正中の歯周病対策不足のケース

更新日:2015/02/12

こんにちは。歯周病と虫歯の予防を重視する、一宮市の歯医者「脇田歯科」脇田成典です。

昨年新たに来院された患者様のうちで、歯列矯正のみを行う矯正歯科の歯医者さんで歯列矯正を行った後に、歯周病や知覚過敏で脇田歯科にかかられるケースが目立ちました。これらの方の共通点は、歯列矯正の治療前も治療中も、歯周病対策(歯周病予防・歯周病治療)を行わないまま、歯列矯正をうけられたことです。その結果、歯周病治療を希望され、拝見致しますと、通常よりも歯肉退縮(歯肉の後退)が顕著であったり、通常よりも歯の知覚過敏が顕著であったりして、その後、スムーズに歯周病対策を行う妨げになりました。

矯正歯科で歯列矯正のみを行うことは、よくあることで、普通のことですが、矯正歯科で歯周病対策(歯周病予防・歯周病治療)を行わないのであれば、提携先で歯周病対策(歯周病予防・歯周病治療)を並行しておこなうことが重要になります。そうすれば、歯列矯正後に、歯周病や知覚過敏に悩まされるリスクを減少させることができます。

歯列矯正をうけられる方は、歯列矯正中の歯周病対策(歯周病予防・歯周病治療)も考慮することが大切です。歯列矯正中の歯周病対策(歯周病予防・歯周病治療)も行える環境で歯列矯正治療に取り組むという選択肢があります。また、歯列矯正を受ける矯正歯科の提携先歯科医院で歯周病対策(歯周病予防・歯周病治療)に取り組むという選択肢もあります。ただし、この場合に留意しなければならないことは、患者様の独断で、歯列矯正をうける歯医者さんと、歯周病対策(歯周病予防・歯周病治療)を行う歯医者さんを、決めようとしないことです。矯正を受ける矯正歯科の提携先歯科医院で歯周病対策(歯周病予防・歯周病治療)をうけることが原則です。なぜならば、提携先ではない矯正歯科で矯正中の方の治療は、虫歯治療にしても歯周病治療にしても、制約が多く、治療しにくいからです。十分に連携がとれている歯医者さん同士でなければスムーズに事が運びません。ですから、脇田歯科では、他医で矯正中の方の治療は、おうけしておりません。これは、矯正装置の場合に限らず、睡眠時無呼吸症候群の装置、歯ぎしり防止装置等の装置の場合も同様です。虫歯や歯周病の治療に際し、現在使用されている装置の使用を中止できる場合はその限りではありませんが・・・